購入品紹介 7月21日発売Vジャンプ 「サイバー・ドラゴン・ネクステア」考察
こんにちはこんばんは。人仁です。
本日はVジャンプの発売日。ということで、早速買ってまいりました。
3冊ありましたが、とりあえず2冊購入。
私の中でVジャンプの購入冊数の決定は、
①1冊→付録にほとんど興味がなく、高騰する心配もなさそうな場合。
②2冊→今は興味がないが、もしかしたら使うかもしれない。効果がそこそこ強く、雑誌代と同じか、それ以上の高騰をする可能性がある場合。
③3冊以上→3枚必須、若しくは複数のデッキに使える汎用的なカードの場合。効果が判明した時点でいくつもの仕様案が浮かんだ時。
このようになっていて、今回は②に該当しました。
そんなわけで、付録カードの紹介。
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 200/守 200
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
(2):手札からこのカード以外のモンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(3):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
攻撃力または守備力が2100の、自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
サイバードラゴンの名を持っており、フィールド・墓地でサイバードラゴンとして扱える効果を持つ、サイバードラゴンテーマのカードです。サイバーはここのところいろんなところで強化がもらえてうらやましいですね。通常弾にデュエリストパック、レアコレ、そしてVジャンプ。アニメテーマとはいえ露骨すぎやしないですか。そりゃ人気だから売れるんでしょうけども、バランスってものがあるでしょう。
天邪鬼な私はやたらと持ち上げられるテーマは敬遠してしまうため、最近はサイバードラゴンもその対象になってしまってます。当分組むこともないでしょう。
とまあ、愚痴はこの辺にしておいて、考察に入りましょう。
(1)はサイバードラゴンとして扱うだけなので割愛します。
(2)は、手札からモンスターを捨てるだけで特殊召喚できる効果。簡単に出せるレベル1として、大量展開をするレベル1のみのデッキなどでも活躍できそうです。また、モンスターならなんでもいいので、捨てられると効果が発動する系のカードと合わせるといいですね。なんならおなじみの魔轟神と組み合わせるのもありです。
ただその場合、(3)の効果と魔轟神の効果が喧嘩しますが。
(3)は召喚・特殊召喚時、墓地の攻撃力か守備力が2100の機械族を蘇生できる効果。(2)で自身の特殊召喚ができるので、あえて召喚をするのは稀でしょうが、召喚と特殊召喚どちらにも対応しているのは地味にありがたいですね。特殊召喚の回数を制限されているときに活きそうです。また、蘇生対象がサイバードラゴン指定じゃないのも、使い方に幅ができて可能性を感じます。
サイバー以外の攻守どちらかが2100の機械族モンスターは、限定的なようで結構います。
「カラクリ無双 八壱八」や「幻獣機 サーバルホーク」、「巨大戦艦 クリスタルコア」などのテーマカードから、「召喚獣 メルカバ―」、「アクセルシンクロン」などの汎用EXモンスターまで幅広いです。特にメルカバ―などはかなりの制圧力を持っているので、やっとのことで倒した矢先にネクスティアで蘇生されたら、対戦相手はたまったもんじゃないですね。
現在制限カードのメルカバ―をEXデッキに戻さなくても使いまわせるので、メルカバ―を採用しているデッキに蘇生カードとして、ネクステアだけを出張で入れてみるのもよいのではないでしょうか。
ちなみに、個人的に(3)の効果で気になったのは、「セイクリッド・エスカ」を蘇生できることですね。エスカは召喚・特殊召喚されるとデッキからセイクリッドを持ってこられるので、
ネクステア特殊召喚→エスカ蘇生→エスカ効果でカウストをサーチ→カウスト召喚→ランク4、ランク5エクシーズ
の流れができるなあと思いました。(3)の効果使用後は機械族しか特殊召喚出来ないので、エクシーズは機械族限定になりますが、ランク4なら「セイクリッド・ビーハイブ」で打点3400からの重ねて「セイクリッド・トレミスM7」。或いは、「No.27弩級戦艦―ドレッドノイド」を出せば、戦闘でモンスター破壊後にランク10以上の機械族エクシーズモンスターに化けられます。
ランク5は、セット破壊の「発条装功 ゼンマイオー」、モンスター破壊の「超量機獣マグナライガー」、もう一体レベル5を用意して「重機王 ドボク・ザーク」などですかね。強い弱いは置いておいて、ネクステアからの展開としてはなかなかおもしろいのではと思ってます。
こうしてみると案外汎用性がある?ネクステアはそんなカード。
そして、今回のもう1枚の付録カード。
「孫悟空:ゼノ」
悟空と言ったらオレンジの道着のイメージが強いですが、暗い色の服装もかっこいいですね。表情はどこかクールで、無口な孤高の戦士という印象を受けます。私はこちらの悟空の方が好きかも。
左にいるのは学者バージョンの御飯ですね。サイヤ人らしさが欠片も感じられません。しいて言うなら髪型ぐらいでしょう。どうしてこうなった。
以上になります。
Vジャンプ付録は稀に恐ろしい高騰を見せるので、侮れませんよね。「サイバー・ドラゴン・ネクステア」はどうなるか。一応人気テーマで、サイバードラゴンデッキにも無理なく入る部類のカードなので、少なくとも雑誌代と同等の値段はキープし続けるでしょう。それでも大幅な高騰をするほどの汎用性はありませんから、さすがに1000円を超えるのは難しいと思います。
今後もサイバードラゴンが強化されていって、環境に顔を出し、このカードが必須となれば、話は別ですけどね。
それでは。