ニンコレブログ

主に遊戯王を中心としたトレーディングカードに関する紹介ブログです。

今日のカード紹介 ~ダークメタル・ドラゴン~

 

こんにちはこんばんは。人仁です。

 

本日はヴァンガードカード紹介です。ヴァンガードは一時期プレイヤーとして遊んでいましたが、ゲーム性が合わず引退してしまいました。それからしばらくヴァンガード自体から離れていましたが、最近になってイラストの良さに気付き、コレクションして収集するようになりました。

 その中でも、特にお気に入りの【ダークメタル・ドラゴン】の紹介です。

 

 

 

 

・ダークメタル・ドラゴン 

 BT4、虚影神蝕に収録されたシャドウパラディンに属するグレード3のアビスドラゴン。パワーは10000。ヴァンガードであるとき、ドライブチェックでシャドウパラディンが出ると、パワーを+2000する効果を持つ。

 シンプルで、あまり派手さがない効果です。このカードが出た時はまだヴァンガードをやっていましたが、シャドウパラディンには同じ弾にファントム・ブラスター・ドラゴン】という強力でアニメでも活躍するカードの収録もあったので、あえてこちらを採用する人は私の周りではいませんでした。私もシャドウパラディンのデッキを作るべくこの弾は箱買いしたので、【ダークメタル・ドラゴン】は持ってはいましたが、一度もデッキに入れたことがありません。ノーマルと一緒に余りカードのケースに放り込んでいました。ショップの30円ストレージでもよく見かけたカードの1枚です。

 

・なぜ好きに?

そんな、不遇な扱いを受けていた【ダークメタル・ドラゴン】。なぜ私が今になって掌を返しお気に入りと呼ぶのか。それは、私がコレクターとして活動をし始め、ストレージで良いイラストのカードがないか漁っていた時です。案の定と言いますか、ひょっこりとこのカードは顔を出したのです。

 ですが、その【ダークメタル・ドラゴン】は、私の知っている【ダークメタル・ドラゴン】ではなかったのです。

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通常のRRではなくSP仕様の【ダークメタル・ドラゴン】!私はこれまでRRしか見たことがありませんでした。手に取った時、そのあまりの美しさに店の中で「うわっ!なんだこれ!」と小声で発してしまいました。

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偶然あったRR加工のものと比較。左がSP仕様右がRR仕様。右は全体がただ光っているだけですが、左は別物のようにギラギラと輝いています。触ってみるとざらざらとしていて、遊戯王で言うレリーフ加工のようです。もともと性能に見合わずイラストはかっこよかったのですが、SP仕様になると同じイラストでもかっこよさが段違いに跳ねあがって見えます。

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写真で伝わりますでしょうか。ドラゴンの体表の結晶一つ一つが、まるで本物の結晶のようにギラギラと輝き、ザクザクとしたレリーフ調に彫られています。背景の銀の集中線も同様に浮き彫り。ドラゴンの今にも切りかからんとする体勢は、加工の派手さも相まってRR以上に迫力に満ち溢れています。

 

・このカードだけ?

 SP仕様のカードは他にもたくさんあり、私もいくつか所有しているのですが、私の知る限りではこのカードほど加工が凝っているカードを見たことがありませんほとんどが全体、若しくは背景のみがレリーフっぽくなっているなー程度なのに、なぜか【ダークメタル・ドラゴン】はイラスト、背景共にやけに細かな力が入っているように感じられます。レリーフが映えるイラストだったからでしょうか。

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比較的近い弾に収録されたSPレアカード。背景はレリーフ加工特有でざらざらとしているが、ロボ自体は浮き出ているのみで過度な加工はされていない。のっぺりとした印象。

 

・圧倒的イラストアドのわりに激安!

 私はこのカードをショップのストレージで発掘しましたが、価格は100円ほどでした。SPレアは出にくいレアリティであることから、そこまで強くなくてもそこそこの値段がするので、その価格にも驚愕。もちろん即購入しました。のちにネットで調べたところ、通販ショップでも同様か、それ以下の値段で購入ができるみたいでした。      

 理由の一つは性能によるものと思われます。当時ですらあまり使われなかったのに、数年経った今、このカードのイラストがいくら輝いていても、デッキの主軸としては輝けないのでしょう。

 もう一つに、ヴァンガード実質スタン落ちが原因だと考えられます。今年5月から、それ以降に出る商品のみのレギュレーションと、発売された全ての商品でデッキを組めるレギュレーションとで分けられることとなりました。詳しいことは省きますが、これにより昔のカード、特に環境でも全く使われなかったカードは、ヴァンガードプレイヤーからもショップからも、完全に無価値なものに成り下がってしまったようです。私がよく行くカードショップのほとんどでも、スタン落ちで騒がれて以降、ヴァンガードのレアカードが二束三文で投げ売りされていました。一時期1000円2000円していたカードが50円で売られてるのを見るのは、魔轟神の記事でも書きましたが、何とも言えないですね。コレクターとしては、安く手に入るのは嬉しいことなのですが……。 

・最後に

 ヴァンガードイラストアドが高く、プレイしなくてもコレクションをするだけで楽しめるカードゲームの一つです。そしてこの【ダークメタル・ドラゴン】は、独特な加工を施されたカードとして特にコレクション向きの一枚と言えるでしょう。もし手に取る機会がありましたら、じっくりと眺めてみてはいかがでしょうか。写真では伝わらない、いろいろな角度から光を当てた時に生じる違いは、現物でしか味わえません。私と同じ感性をお持ちの方なら、その素晴らしさに気付くことでしょう。

  もし、【ダークメタル・ドラゴン】よりすごいカードがあると言う方は、コメントしていただけると嬉しいです。まだまだヴァンガードは集め始めたばかりで、知らないカードもたくさんあるので、教えていただいた中で私が気に入るものがありましたら、購入と紹介をしようと思います。

 

 それでは。